【作例】コダックカラープラス200

🎨 発色:クラシックで懐かしい色合い

ほんのり暖色系(黄・赤がやや強め)

夕暮れや古い街並みにマッチ

青や緑は控えめで、やや淡く出る

これが「ちょっとレトロ」な雰囲気に見える要因

✨ 一言で言えば:“ほんのりセピア風味のカラーネガ”

☀️ 明るさ・露出耐性

ISO 200なので、日中屋外での使用がベスト

ラチチュード(露出寛容度)はやや狭め

明暗差が強い場面では白飛び・黒潰れに注意

でも逆に、その荒さが「味」になることも多い

🔍 粒状性・シャープネス

やや粗めな粒子感

ISO 200としては「ちょっとザラつく」感じ

【作例】コダックゴールド200

🎨 発色:あたたかくてリッチ

全体的に暖色寄り

特に黄色・赤・オレンジが豊かに出る

青空はややシアン寄りのレトロブルー

富士フィルムの鮮やかな青とは異なり、少し「くすんだ上品さ」がある

緑はやや黄色っぽく出ることが多い(=草木が乾いた印象になることも)

📸 一言で言うなら:「昔のアメリカン映画っぽいフィルムトーン」

☀️ 露出・ラチチュード(露出の許容範囲)

ISO 200なので、昼間の屋外で安定感あり

明るめに撮るとハイライトがやや飛びやすいが、逆に“味”になる

露出オーバー気味に撮ると柔らかいトーンでノスタルジックに

🔍 粒状性・シャープネス

粒状感は比較的細かめ(ColorPlusより細かい)

シャープネスも中程度で、ほどよく柔らかく、ほどよく解像する

フィルムらしいざらつきはあるが、いやらしさは少ない

【作例】コダックウルトラマックス400

🎨 発色:派手すぎず、でもリッチ

全体的に“暖色強め”(赤・黄・オレンジが豊か)

特に夕景や木漏れ日、人物の肌などが暖かく写る

緑や青はやや控えめで、自然というより「ちょっとレトロ」

派手すぎず、コントラストの効いた色表現が特徴

✨一言で言うなら:「ちょっと荒くて、でも情熱的なスナップフィルム」

🌤 露出耐性・ラチチュード

ISO 400で日中も夜も使えるオールラウンダー

多少の露出オーバーやアンダーにはかなり強い

明暗差の大きいシーン(逆光・夕方)でもしっかり写る

🔍 粒状感・シャープネス

粒状感はやや粗め

デジタルで見るとザラつきが目立つことも

でもそれが「フィルムらしさ」として好まれる

シャープネスは中程度で、ほどよくラフで味のある描写

【作例】コダックプロイメージ100

🌈 発色:ナチュラル&ちょい暖色寄り

肌色が自然に出る → ポートレートに最適!

赤・黄がわずかに強く出る傾向があり、ほんのり暖かい印象

緑や青は派手すぎず、自然な彩度

コントラストも控えめで、階調がなだらか

🎯一言で言えば:「クセが少なくて素直。でもどこか優しい色合い」

☀️ 明るさ・露出耐性(ラチチュード)

ISO 100なので、屋外の日中向け

露出寛容度は広め

多少のオーバー・アンダーなら粘る

ハイライトの粘りが良い → 肌や白い被写体が飛びにくい!

🔍 粒状性・解像度

粒状感:非常に細かい!

シャープでキレのある描写ができる

スキャン耐性も高く、デジタル化向き